ボクシングのトレーニングにはどんなものがあるの?

一昔前は血気盛んな男性のスポーツというイメージが強かったボクシングですが、今はオシャレで明るいボクシングジムも増えました。
ダイエットや習い事のひとつとして若い女性や子供もチャレンジしています。
そこで今回はボクシングのトレーニングについてご紹介しましょう。
ボクシングには興味があるけれどチャレンジする勇気がないという人の中には、練習方法が厳しそうというイメージを抱いている方も多いです。しかし実際のボクシングのトレーニング方法は、決して厳しいばかりではありません。
こなしやすいメニューも多いですし、厳しいメニューだからこそやりがいが感じられるものもあります。
この記事を読めばボクシングのトレーニングに対するイメージががらりと変わるかもしれませんよ。

目次

  1. ボクシングのトレーニングメニューとは?
  2. 目的に合わせてトレーニングメニューを選ぼう
  3. ボクシングのトレーニングはジムにいかないとダメ?
  4. おわりに

1.ボクシングのトレーニングメニューとは?

ボクシングのトレーニングというと、サンドバックやミットをひたすら殴るというイメージを持っている方も多いでしょう。
でも実際のトレーニングはそればかりではありません。

1-1.ストレッチ

準備運動として練習は必ずストレッチからスタートする、というボクサーは多いです。
ストレッチは筋肉をほぐし、疲労を回復する効果がある運動。これを行わないとケガをしやすくなったり、翌日に筋肉痛になったりします。
軽くできるものが多いので、本格的なトレーニングの前と後に行うとよいでしょう。

1-2.有酸素運動

ボクシングはハードなスポーツです。そしてフットワークが勝負の行方を左右します。
3分間フルに動き続けるための体力と、相手のパンチをかわす足さばきを身につけるために、有酸素運動の中でもジョギングとなわとびをすることが多いでしょう。
ボクシングをテーマにした漫画でも、主人公がなわとびやジョキングをするシーンはよく出てきます。
この2つはジムにいかなくてもできますから、毎日家で行っている方も多いです。

1-3.筋力トレーニング

有酸素運動と同じくらい大切なのが、筋力トレーニングです。
相手のパンチを受けてもしっかりと筋肉をつけていれば、内臓に受けるダメージを軽減できるでしょう。
ボクシングで特に重要なのは腹筋です。
腹筋を鍛えるとパンチのパワーやスピードも増します。また、腹筋を鍛えることにより、動きやすくしまったボディになるでしょう。
腹筋を鍛えるトレーニングというと、仰向けに寝て膝を立てて状態を起こす運動を想像される方も多いです。
しかし、腹筋を鍛える方法はそれだけではありません。
ジムによっては独自のトレーニング方法を実践していることもあるでしょう。

1-4.ボクシング独特のトレーニング

ミットやサンドバッグを打ったり、シャドーボクシングをするトレーニングです。
これもジムやトレーナーによってさまざまなトレーニング方法があるでしょう。
また、基本的にボクシングの試合と同じように3分打って1分休むという形態をとることもあります。

2.目的に合わせてトレーニングメニューを選ぼう

ここまで記事を読んでみて「やっぱりボクシングの練習はハードだ」と思った方もいるでしょう。
ボクシングはスポーツですが格闘技でもあります。
ケガをしないためにも自分の体を鍛える必要があるので、前述したような豊富なトレーニングメニューが必要なのです。
といっても、ボクシングジムに通う人が一律にこのトレーニングを行うわけではありません。
ボクシングジムに通う理由は人によって違います。
プロボクサーになりたい、という方もいればダイエットが目的な人もいるでしょう。
ですから、それに合わせてトレーニングのメニューもチョイスすればいいのです。
しかし、「ストレス解消目的でボクシングを始めたから」といって、ミット打ちやシャドーボクシングばかりするようなトレーニングはおすすめできません。
ボクシング独特なトレーニングは有酸素運動と筋力トレーニングとセットで行うことで、より力がつきます。
1時間練習時間があったらストレッチに10分、有酸素運動と筋力トレーニングに20分、ボクシング独特のトレーニングを20分、というようにバランスよくトレーニングをしましょう。
偏ったトレーニングをすると筋肉のつき方も偏ったり、体を傷める可能性もあります。

3.ボクシングのトレーニングはジムにいかないとダメ?

では最後に、正しいボクシングのトレーニングを行う方法をご紹介します。
今はDVDなどでボクシングのトレーニングを学ぶ方法もありますが、独学で身につくものなのでしょうか?

3-1.正しい体の動かし方を独学で身につけるのは難しい

ストレッチやジョキング、なわとびならばひとりでもできるでしょう。
ただしミット打ちやシャドーボクシングなどのボクシング独特のトレーニングは、見よう見まねで行っても正しいフォームは身につきにくいです。DVDやインターネットの動画サイトに上がっている映像を見て形だけ真似たとしても、それが正しいかどうか自分ではわからないでしょう。
自己流のフォームでトレーニングを続けると、体を傷める恐れもあります。

3-2.ボクシングジムに行ってみよう

ボクシングのトレーニング方法を教えてくれる場所といえば、ボクシングジムです。
でもボクシングジムというと、プロボクサーを目指す若い男性がもくもくとトレーニングに励んでいる場所、というイメージがある方も少なくないでしょう。
でも最近はスポーツジムに通う感覚で、ボクシングジムに通う人も増えています。
ジムのほうでもニーズに合わせて、ダイエットや健康促進のための緩やかなトレーニングメニューを行ってくれる所も多くなりました。
通える範囲にボクシングジムがあるという方は、ぜひ通ってみましょう。

3-3.見学や体験トレーニングでジムの雰囲気をつかもう

「ジムに入会した後に、自分には合わないとわかったらどうしよう」と悩んでいる人は、一度見学や体験トレーニングに行ってみましょう。
大抵のジムで実施しています。
また、ジムの中には「ダイエットをしたいための人のコース」や「ボクシングで健康維持をしたいための人のコース」など、目的に合ったコースを設定している所もあります。
これならば入会しやすいでしょう。
さらにジムによって子供用のコースが設定されている所もあります。
親子でジムに通うのもよいですね。最近は女性のボクシング人気を受けて女性専用のジムも出てきましたので、男性と一緒にトレーニングするには抵抗があるという方も安心でしょう。

4.おわりに

いかがでしたでしょうか。今回はボクシングのトレーニングの種類や方法についてご紹介しました。
まとめると

  • ボクシングのトレーニングはミット打やシャドーボクシングだけではない
  • 筋力トレーニングや有酸素トレーニングもバランスよく行おう
  • ボクシングのトレーニングを行うなら、ジムに通うとよい

ということです。ボクシングのトレーニング方法を改めてみてみると、総合的に体を鍛えて美しいボディラインをつくれるものであることがわかります。
また、ボクシングといえば減量も立派なトレーニングです。
食事制限のみのダイエットは食事を元に戻すとあっという間にリバウンドしてしまいます。
でもトレーニングで筋力をつけながら行えば、リバウンドの心配はありません。
ボクシングのトレーナーは、筋力を落とさず体重だけを落とすトレーニング方法も心得ていますから、美しいボディラインになりたい女性にもおすすめです。

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