縄跳びを使ったトレーニング方法を知りたい! ダイエットにも効果はある?
縄跳びは、両手に持った縄を回しながら跳ぶスポーツです。子どものころ体育の授業や遊びで行ったという方も多いでしょう。また、長い縄を回して大人数で跳ぶ大縄跳びもあり、こちらはパフォーマンスとしても人気があります。さて、このように認知度が高く誰でも手軽に始められる縄跳びですが、ダイエットやトレーニングにも効果的です。
今回は、縄跳びのメリットや活用方法を解説しましょう。
- 縄跳びのメリットについて
- 縄跳びの跳び方
- 縄跳びに対するよくある質問
この記事を読めば、あなたも縄跳びを始めたくなるかもしれません。ダイエットのために手軽にできるスポーツを探している方も、ぜひ読んでみてくださいね。
1.縄跳びのメリットについて
始めに、縄跳びの特徴やほかの運動と比べて優れている点について解説します。どのような利点があるのでしょうか?
1-1.縄跳びの魅力
縄跳びは両手を使って縄を回し、それを飛び越えるという単純なスポーツです。「運動がどうも苦手で」という人でも、縄跳びならば少し練習すればできるようになります。また、道具も安価でどこにでも売っているので思い立ったらすぐに始められるのも魅力です。また、縄跳びは室内でも行うことができます。スポーツが続けられない理由に天候や気温を挙げる方は多いですが、室内で行えるのならば、天候や気温に左右されることもありません。
さらに、縄跳びにはいろいろな跳び方があります。二重跳びやあやとびなどテクニックが必要なものも多いので、飽きることもありません。
1-2.縄跳びの効果
最も基本的な縄跳びの跳び方は両足をそろえて軽く膝を曲げてジャンプし、縄を跳び越えるものです。これは、下半身の筋肉を鍛える理想的な方法の一つになります。試しに、両足をそろえて10~20回くらいその場でジャンプしてみてください。思っている以上に息が上がり、足の筋肉が疲労していることが分かります。
ですから、下半身をシェイプアップしたい方やバランス感覚を鍛えたい方には最適です。また、手首を使って一定のリズムで縄を回し続けますので、リズム感や持久力も鍛えられます。ボクサーのトレーニングにも縄跳びが取り入れられているのは、このリズム感や持久力をつけるためです。
1-3.縄跳びの消費カロリーについて
縄跳びの消費カロリーは体重70kgの男性が1時間行った場合は、643kcalです。これは、ゆっくりと走ったジョギングと同程度のカロリーになります。なかなかの消費カロリーですが、1時間も縄跳びをやり続けることができる方は少数でしょう。しかし、10分間の縄跳びを1日6回やれば、600kcal以上の消費ができます。6回は無理でも3回くらいならできる、という方も多いでしょう。これなら、ちょっとした隙間時間にもできますね。ウォーキングやジョギングを行う時間がないという方にもおすすめです。
1-4.縄跳びのデメリット
さて、いいことづくめのような縄跳びですが、膝を中心とした下半身に負荷がかかるので膝関節に故障を抱えている人や、体重がある人には向いていません。また、室内でやる場合は防音対策をしっかりとしないと、集合住宅では騒音問題になることもあります。さらに、日本では縄跳びは子どもやボクサーなどがやるものというイメージがあり、いったん人目が気になりだすと屋外では行いにくい、という人もいるでしょう。