社会人におすすめのボクシングジムは? 雰囲気・清潔・指導者で選ぼう
ストレスや運動不足に悩む社会人は、体を動かす趣味を持ちたいと思うことも多いでしょう。最近では、趣味のスポーツとして格闘技を選ぶ人が増えています。中でも注目は、ボクシングです。体を鍛えたい男性はもちろん、スリムになりたい女性の習い事としても人気となっています。ボクシングジムは、昔は選手育成の施設として敷居が高かったのもですが、最近は社会人でも気軽に行けるジムも増えました。この記事では、ボクシングの魅力やボクシングジムの選び方などを紹介します。
- 社会人と運動について
- ボクシングについて
- ボクシングジムについて
- よくある質問
この記事を読むことで、最近のボクシングジムの傾向や、社会人向けのジムの選び方や続けるコツがわかります。ボクシングに興味はあるけど、自分にできるか不安という人も、ぜひ参考にしてください。
1.社会人と運動について
デスクワークや立ちっぱなしで、ついつい運動不足になりがちな社会人には、どんな運動が向いているのでしょうか? 運動の大切さを説明します。
1-1.運動の必要性
社会人になると、仕事が忙しいことを理由に、運動不足になってしまうことが多いようです。しかし、厚生労働省では、生活習慣病のリスクを低下させるためにも、「息が弾み汗をかく程度の運動を毎週60分行う」ことを、18~64歳の運動量の基準として設置しています。
厚生労働省:健康づくりのための身体活動基準2013
ただでさえ忙しいのに、「運動をして疲れたくない」という気持ちもあると思いますが、実は運動をすることで血流がよくなり、頭がすっきりしたり、健康的になって集中力が増したりすることもあるのです。また、デスクワークなど1日中同じ姿勢でいると慢性的な肩こりに悩まされるほか、立ち仕事で腰が痛い・むくみがひどいと悩んでいる人もいることでしょう。こうした悩みも運動をすることで解消することもあるのです。何より体を動かすことはストレス発散にもなるので、適度な運動は、忙しい社会人にこそ必要といえるでしょう。
1-2.どんな運動が向いているか
仕事で忙しい社会人は、運動のために時間を取るのが難しいと感じる人も多いことでしょう。そんな場合は、毎日の行動に組み込める運動が向いています。
1-2-1.毎日の行動に組み込めるもの
たとえばウォーキングや自転車は、いつもの通勤時間を利用すれば習慣化しやすいでしょう。ジムに通う場合は、仕事帰りに通える場所を選ぶと続けやすいものです。
1-2-2.仲間と楽しめるもの
自分一人でやると挫折しそうだという人は、仲間をつくって一緒に楽しむのがおすすめです。ただし、サッカーやバレーのようなチームスポーツだと全員の都合をつけるのが難しいでしょう。ヨガやボルダリングなどのように、個人でできるものを、仲間と一緒に楽しむほうが、社会人には向いています。
1-2-3.コーチ・トレーナーをつける
自分の目的を達成するためには、コーチやトレーナーの力を借りることが近道になります。パーソナルトレーナーともなると割高ですが、ジムに入るだけならリーズナブルにプロの指導が受けられるでしょう。テニスやボクシングなど、相手が必要なスポーツは一人でやるのは難しいものですが、コーチやトレーナーに相手をしてもらえば上達も早くなります。
1-3.注意点
いきなり無理な運動を始めると、筋肉痛になったり、疲れたりして運動を続けることが苦痛になってしまうこともあります。自分が興味のあるものの中から、無理のない範囲で始めるようにしましょう。
2.ボクシングについて
最近は、男女ともにボクシングが人気です。その理由と楽しみ方を紹介します。
2-1.ボクシングとは
ボクシングは、両手にグローブをはめ、パンチのみを使って相手と打ち合って勝敗を決める競技です。競技としてのボクシングは、プロだけでなく、アマチュアでも試合が行われています。体重によって、フライ級からヘビー級に階級が分かれているのです。
ボクサーのトレーニングは、ジムワークとして、ストレッチ・縄跳び・シャドーボクシング・サンドバッグ・ミット打ちなどを行います。これは、効率よく強い肉体をつくるのに適しており、競技を目指さない社会人にも注目されているのです。
2-2.魅力、最近の人気について
ボクシングをするのはプロを目指す男性ばかりとは限りません。最近では、スポーツジム感覚で通えるボクシングジムも増えています。ボクシングの魅力は、何といっても爽快感です。パンチすることで、ストレス発散にもなります。有酸素運動と無酸素運動が組み合わさったスポーツなので、脂肪の燃焼効果も高く、引き締まったボディを手に入れたい人たちに人気なのです。
2-3.社会人にボクシングがおすすめの理由
ストレス社会といわれる現代は、リフレッシュやストレス解消ができるスポーツとして格闘技が注目されています。その中でボクシングは、女性や中年層でもできるスポーツとして注目されているのです。ボクシングは、ボクササイズと違い、実際にミット打ちなどで、対象物にパンチを当てます。これが、ほかのスポーツにはない爽快感を生むのです。日頃たまったストレスを、パンチングボールやサンドバッグに向けて、思いきりぶつけてみませんか? 驚くほどすっきりするはずです。
3.ボクシングジムについて
一昔前までは、ボクシングジムというと、汗臭い・汚い・入りにくいというイメージでしたが、それは過去の話です。最近のボクシングジムについて説明しましょう。
3-1.ボクシングジムとは
ボクシングジムは、本来はボクシング選手育成を目的とした存在です。しかし最近では、ボクシングへの関心が高まっていることから、一般の人がスポーツとしてボクシングを楽しめるジムが増えてきました。こうしたジムでは、男女別のロッカールーム・シャワールームはもちろん、ダイエットコースの設定や用具の貸し出しなど、女性や仕事帰りでも通いやすくなっています。ボクシングサロン「シャンピオンヌ」は、一般の人に本物のボクシングを楽しんでもらうことをコンセプトにつくられたサロンタイプのボクシングジムです。ダイエットサポートプログラムや女性専用フロアも用意されています。
3-2.練習内容、システムなど
ボクシングジムは、スポーツクラブのように会員制で、利用する曜日や時間帯によってコースが分かれています。社会人の場合は、モーニングコースで出勤前に利用してもいいでしょう。練習内容は目的によって調整可能で、本物のボクシング選手のトレーニング内容を応用して、以下のようなジムワークを行います。
- 縄跳び
- シャドーボクシング
- パンチングボール
- サンドバッグ
- ミット打ち
- スパーリング
3-3.ボクシングジムに通うメリット
ボクシングジムに通うと、元ボクサーや現役ボクサーの指導者から本物のボクシングさながらのトレーニングをたっぷりと教えてもらうことができます。ボクシングは時間当たりの運動量が多いスポーツです。前述の練習内容に示したとおり、さまざまなトレーニングを行うため、効果的に全身運動を行うことができます。また、ボクサーといえば減量がつきものなので、ダイエットについても相談することができるのです。
スポーツは、続けることが大切になります。ジムに通うことで仲間もでき、励ましあって楽しく続けることができるのもメリットといえるでしょう。
3-4.効果について
ボクシングは続けることで、肉体的にはもちろん、生活のさまざまな面に以下のような変化が出ます。
- 基礎代謝が上がる
- 体が引き締まる
- 体力がつく
- 汗がサラサラになる
- 自信がつく
- 生活にメリハリがつく
3-5.道具や費用について
まず用意するものは、トレーニングウェアとシューズです。こぶしを保護するために巻くバンテージやパンチンググローブは、ジムで貸し出してくれることが多いので確認しておきましょう。半年ほど続けられたら、マイ・グローブを購入するとモチベーションも上がります。
ボクシングジムに通う場合は、入会金と毎月の会費が必要です。金額はコースによって違い、レギュラー会員だと月額10,000円程度でしょう。レギュラーコースは毎日好きな時間に好きなだけ通えるので、お得です。
3-6.ジムの選び方のポイント
自分の目的に合わせてジムを選ぶことが大切です。健康や美容を目的に楽しみたいのか、アマチュアとして試合に出たいのかで、選ぶべきジムは変わってきます。美容や健康目的でも、指導力の面で、元ボクサーや現役ボクサーがトレーナーとして教えてくれるジムがおすすめです。また、映画に出てくるようなスタイリッシュな内装にこだわったジムもあります。以下のポイントを参考にしてください。
- 指導者は競技経験者か
- 体験コースがあるか
- 見学できるか
- 通いやすい雰囲気か
- ロッカー・シャワールームが男女別に整備されているか
- 通いやすい料金か
- 清潔感はあるか
3-7.体験について
いくらボクシングに興味が出ても、いきなり入会するのは勇気がいるものです。気になるボクシングジムが見つかったら、まずは見学して雰囲気を確かめましょう。体験コースがあれば、参加することをおすすめします。練習が自分に合うか、トレーナーとの相性などは、体験してみないとわかりません。「シャンピオンヌ」では1DAYボクシング教室を開催しているので参考にしてください。
3-8.注意点
スポーツジムやクラブなどに所属する場合は、ルールやマナーを守りましょう。仲間づくりも大切ですが、あくまでも運動が目的です。節度ある仲間づきあいを心がけてください。
4.よくある質問
Q.今まで運動の経験がほとんどありません。ボクシングを始めるのは難しいでしょうか?
A.趣味のボクシングは、一人ひとりの体力や目的に合わせたトレーニングをすることが可能です。気軽に相談してみましょう。ついていけるか心配なら、体験コースなどで一度体験することをおすすめします。
Q.週にどのくらい通えばいいですか?
A.試合出場を目指すわけではないので、毎日通う必要はありません。自分の都合で通うことができます。まずは週に1回から徐々に増やすといいでしょう。
Q.会社帰りに通いたいのですが、荷物は置いておけますか?
A.通常、ロッカーに荷物を置いたままにはできませんが、ロッカールームの棚が使える場合があるので、ジムに相談してみてください。
Q.ボクシングはけがをしないか心配です。
A.ボクシングは、初心者でも正しい指導方法のもとに行えば、安全に楽しむことができます。念のため各種保険に入っておくと安心でしょう。
Q.ボクシングでダイエットもできるのですか?
A.ボクサーは、トレーニングと食事管理で減量をします。このコツを応用して指導してもらうことで、効果的にダイエットができるでしょう。「シャンピオンヌ」ではダイエットサポートプログラムを用意しています。
まとめ
ボクシングは、ストレスがたまっている社会人にこそ、ぴったりなスポーツです。運動不足を感じている人や、ボクササイズでは物足りないという女性も、ボクシングを始めることで爽快な毎日を送ることができるでしょう。最近のボクシングジムは、昔のイメージと違い、明るく清潔です。ぜひ一度、見学や体験をしてみることをおすすめします。